2016年もスタートし、初日からやることたくさんのC-drivenです。
ありがたいことです。
そんな日の日報は、今年の抱負を含めて、したためたいと思います。
だいたいこんな内容。
- フリーと会社での活動のちがいは、“見る目”が増えること
- やりたいことが増えること
- 今年は、ちょっと異業種にも参入したいと思います
新年会への道すがらにでも、なんとなくお読み下さい。
見る目が増えると発見が増える
さて、2年目に入ったC-drivenですが、2014年の末まで豊原はフリーランスとして、いくつかの会社でお仕事させて頂いたり、本当にまるっと1つのプロジェクトをお任せ頂いたりしておりました。
で、手が回らなくなったこともあり、「会社組織を作ろうかなぁ」と思うようになり、ちょうどその頃、様々な偶然やラッキーや薫陶を頂いたことで、「C-driven」という名前を付けてもらって会社として登記をしました(これが2014年12月19日のことです)。
今は、アシスタント嬢と2人でやっておるのですが、2人という複数になっただけで、明らかに変わったことがあります。
「気になるポイント」が違うということ
まず1つは、画像の出来について。
豊原は構成はできても作成はできないので、これは専らアシ嬢の仕事になるのですが、色味の微妙な使い方や、構成の仕舞い方などはやっぱり違いますね。
(まあ、画像作成の時は、「あとはよしなに」で終わらせるのでアレですが……)
極端に言うと、水平しか気にならない社長に対し、彼女は空間の使い方や色の処理、要素の強弱の付け方など、総合的に判断し、調整して仕上げてきます。
一方で、写真素材のチェックについては、どうやら私の方が分があるらしく、構図とトリミングなどは、まだ任せてもらえそうです。
「ひとつのコンテンツに対しての立場が違う」ということ
次に、文章校正について。
私は書く側(もっと言うと、構成を決めることに重きを置く側)なので、割と細かい所に気が向かないものです。
誤字・脱字、というより、例えば原稿の見出しの付け方の良し悪しや、それを画面やレポート資料にした時の見栄えについては、彼女に任せた方が良いものが上がります。
そもそも、Wordをテキストエディタの「ちょっとちゃんとしたヤツ」、程度にしか使えていない私にとって、それは“モチはモチ屋”の仕事です。任せた方がいい、というわけです。
さらに突っ込んで言うと、コンテンツの制作そのものでも、視点が違うことはクオリティの向上に役立っています。
「この内容って実際にこのペルソナにとって興味あることか?」ということだったり、文章の推敲で「どっちの要素を残すか?」とか、同じテーマで2本以上書いたときに「どっちを採用するか?」といったことは、書き手以外の視点を頼る方が最適解に近付きやすいものです。
そういう意味で(だけじゃないのですが)、会社という組織にして良かった、と思える点は数多くあります。
仕事の中も複眼だとおもしろい
うちはほぼ2人の会社なので、折に触れて雑談が多いのですが、その中で、既存の仕事に光明差すようなアイデアが浮かぶことは多くあります。
- この提案の中にこれを入れたら、お客様のこんなところに役立つ
- ここをこう変えると、サイトのページが見やすくなる
- ワークフローのここでこういう処理をすると、こんなリストができるから、多分後々役に立つ、etc……。
仕事につながる話がポロリすることは、よくあることです。
これはひとりではできないこと。会社組織であることの利点と言えるでしょう。
また、喫茶店で隣の席の話を何の気なしに聞いていて、
- 「あんな時は、このツール使えば良いのに」
- 「紙モノのデザイン、ここを変えると目に入りやすいね」
- 「自分たちはこのデザインでしっくりくるけど、あの人達の話を聞いていると、こういう視点もあった方が良いよね」
……などということから、仕事が新たに生まれたり、広がったりすることもあるわけです。
こうした話も、上に同じく、ですね。
2016年は異業種に参入
というか…これも複眼的な見方の中で生じた“新しいビジネス(=要するに思い付き)”なのですが、ちょっと今までやってこなかったスタイルの仕事に取り組んでみたいと思っています。
具体化したら詳細はここの日報で紹介していきますが、
自分たちが抱える課題や疑問は、どこかで社会とつながっていて、私たちがそれを解決できたら、同じような人にとっても役に立つ、という意識で臨みたいと思っています。
株式会社C-drivenは、常に自分たちの持つ力・技術を真ん中に据えて、新しいことにチャレンジする——。
そんな会社として、2年目も尽力して参りたいと思います。
本年もどうぞ、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
2016年1月4日
株式会社C-driven