皆さま、今週も1週間お疲れ様でした。
本日の日報は、これからの行楽シーズンなどでご活用いただけるかもしれません。
ざっくりまとめるとこんな感じです。
- 株式会社C-drivenでは、いろんな画像を扱う機会がある
- 場合によっては、取材と一緒に撮影もすることがある
- カメラマンではないけれど、「使える写真」を撮るために気にするべきことはそんなに多くない⇒具体例をご紹介します
- 写真が持つ本来のチカラを発揮させるためにも、ご参考に
さて、ここからが本題です。
会社帰りや飲み会までの道すがら、サラッと読んでいただければと思います。
株式会社C-drivenでは、お客さまのサイトや紙媒体のコンテンツ制作をお任せいただくにあたり、画像をご支給いただく機会が多くあります。
また、頻度はそれほど多くはありませんが、私が取材・撮影を行う場合もあります。
そんなとき、気にすることは「水平がきちんと取れているか」です。
(自分が撮影する際は、ちゃんと使える写真が撮れているかどうか、ももちろん気になります。。)
特に、建物や基準となるもの(柱や枠線のようなもの)が映り込んでいる場合には、こちらでがっつり補正することもあります。
イベント会場の画像なんかは、わりと多いですね。
で、なぜそこまで「水平にこだわるか」というと、私が社会人1年生のときにさかのぼります。
ここからは回想シーンです。
「カメラ渡すから、これでちゃんと写真も撮ってこいよ! 大丈夫。デジイチ(デジタル一眼)だから、押せば撮れるから!」と、上司に言われ現場に赴いた私。緊張しながら取材し(多分、インタビューだったと思う)、頑張って写真を撮って帰ってきました。
私が記事をまとめている間、画像の選定をしてくれる上司。
が、「う〜ん…あぁ…(だいぶ間が空いて)あぁ…」とうめくような声をお出しになっていました。
記事は書かなきゃいけないけれど、そんな声を隣で聞いていたらまったく集中はできません。というか、「あ、これ、やってもたな」と頭を抱えたくなったことは言うまでもないことです。
で、なんとか書き上げてその上司に声をかけたところ、
「お前さー、なんで画像振ってるの? ちゃんと正面に撮ってよ。振ったらカッコよく見えるかもしれないけど、記事と合わせたら見てて凄い違和感出るから使えないんだよ」と、水平の補正をしながら注意を受けました。
それ以来、「水平恐怖症」なほど、画像の水平には気を遣うようになったわけです。
この他にも、「補正が必要な写真は使えない」と口酸っぱく言われました。フォトショで調整、なんてとんでもないことだったので、今でも私ができるのは色味の調整とトリミング程度。
レタッチなんて、とてもとても、です。
さて、写真のプロではないけれど、記録用やちょっとした時に使う写真をコンテンツ制作担当者が撮る、ということは今では珍しくないかと思います。
正直なところ、フォトショでいじれば何とかなるので、写真さえ撮っておけばどうにかなる、といえなくもありません。
が、時間もかかるし、テクニックも必要ですよね。。
今からフォトショの使い方をマスターするのもどうだろう、というお考えの方もいらっしゃると思います。
そこで、「とりあえず、気にしておいたら役立つかもしれない写真の撮り方」について、当時の上司に教えてもらったことをお伝えしたいと思います。
何をおいても水平を意識する
右の画像は私がNYCに遊びに行ったときに撮ったものです。
自由の女神の台座、島の護岸あたりを注意するとよく分かりますが、水平ではありません。
左に傾いでいるので、ずっと見ていると身体を動かしたくなりませんか?
これを補正すると、こんな感じになります。右におよそ2ピクセルほど調整しました。背景のビルなどを含め、素直な画像になりました。
じーっと眺めていると、何となく安定感のある画像だと感じて頂けるかと思います。
(写真の良し悪しはさておき、です!)
3点を意識する
これは、要素をスッキリとさせ、画像としておさまりよくするためのテクニックです。
以下の画像は浅草寺と東京スカイツリー、満月の3つのポイントを三角に見立てて撮影しています。逆三角形にすることで空への広がりも意識しています。
強い要素のものが3つが揃っていますが、散らばった感じはないかと思います。この撮り方のポイントは「夏の夜空を彩る大三角形」です。
懐かしいですね。
日の丸弁当にする
これは、そのものズバリ、です。
一番難しい撮り方ですが、ハマるとめっちゃカッコいいです。
どーん! って感じですね。
実は上の画像は、もうひとテクニック含まれているのですが、それはヒミツです。
(大したことではないので紹介するのもアレなんで…)
文章を介してモノを伝える仕事をしている私ですが、時に「たくさんの言葉を並べるよりも、画像1枚の方が強く伝わることがある」という場面に遭遇します。
そういう画像の持つチカラを存分に発揮させるためにも、自分で撮影する時はもちろん、掲載時に「ちょっと気配りすること」は大事なことだと考えています。
予算が少なかったり、スケジュール的に間に合わなくてカメラマンの手配ができない。でも、写真はないと困る! という場面でこの記事がお役に立てば幸いです。
ちなみに、株式会社C-drivenでは、取材&撮影をセットでご用命いただくことが可能です。
「カメラマンを手配するほどではないんだけど、自分で撮るのはちょっと…」という場合は、ぜひご相談ください。
原稿込みで、お手伝いさせていただきます!
では、今日はこの辺で。ありがとうございました。